能登半島地震後、そして今年に入って初めてのホーム戦は史上初めての砺波市での開催でした。
試合前には専務理事・徳前紀和から観客のみなさまへ南砺市・砺波市で開催した身体の使い方塾の紹介や、「少しでも多くの方にデュアルキャリアで仕事をしながらハンドボールやボランティアに熱心に取り組む選手たちやハンドボールの魅力を理解していただきたいと思っています。ぜひ楽しんでいってください」というご挨拶をさせていただきました。
また、選手たちによるルール説明コーナーも初めての試みでした。
そしてNo.38扇谷 蓮選手(中央大学から期限付き移籍)のデビュー戦、No.12⼩野寺 遥輝選手(⽥辺⾃動⾞)がフィールドプレイヤーのユニフォームで登場など、話題が尽きなかった一戦。
みなさまの暖かい応援が大きな後押しとなり、追いつ追われつの劇的な試合展開の中引き分けという結果、大きな勝ち点1を得ることができました。
初めてハンドボールを観戦いただいたみなさま、そしてもちろんいつものみなさまともお会いできて選手・スタッフ一同嬉しい1日となりました。
吉村 晃監督コメント:
(非常に均衡した試合で同点という結果について)
「まずは湧永製薬の安芸高田ワクナガハンドボールクラブさんの素晴らしいプレイがたくさんあったことでより白熱した試合となりました。僕らは追いかける立場なので必死に、コートに出た選手全員が120%の力を出せるようにということで、戦わせていただきました。
ファンのみなさんの後押しもすごく大きな力となってこういう結果となりました。僕らにとっては貴重な勝ち点1だと思います。応援ありがとうございました。」
(見ていても熱気を感じる試合だったんですが、次のホームゲームまで少し間が開きその前にはアウェイ戦もあります。意気込みは)
「3月の下旬から5月の半ばまで9試合残っていてほぼ毎週試合があります。選手たちもそうとうキツい戦いを強いられると思いますが、今日のこのいい試合を皮切りにもっともっとみなさんに元気や笑顔を届けたいと思いますので、これからも熱い声援よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」
No.22 森永 浩壽選手(株式会社Asian Bridge):
「まず、遠い富山県までお越しいただいた安芸高田ワクナガハンドボールクラブさんに感謝を申し上げたいです。
年明けに大きな災害があって氷見でも中学生の全国大会(※第19回春の全国中学生ハンドボール選手権大会)が福島県での開催に変更になったり、被災している中でハンドボールにどう向き合っていけばいいかわからないという期間がありましたが、僕たちは富山県でこのハンドボールができているという喜びをかみしめています。
今日は本当は全中に出るはずだった氷見市立南部中学校の子たちが今日はコート作るのを手伝ってくれています。ちょっと立ってもらっていいかな?
(南部中学生たちに起立を促して)みなさん拍手をお願いします。
(会場拍手)
僕たちはこういった支えなくハンドボールをすることはできないです。みなさんに本当に感謝しています。また試合があると思いますので、それに向かって僕たちはひたむきに努力をしてまたいいゲームができるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。」
No.24 髙⽊ アレキサンダー選手(富⼭銀⾏):
(本日何度も何度も何度もシュートを止めていましたが試合を振り返って)
「まずは応援に来てくださった方々ありがとうございます。
2024年になって初めてのホーム戦ということで、やはりなんとしても連敗を脱出したいということで、勝ち星には至らなかったものの、こうやって連敗を切って次に繋がるようなゲームができたので、とても良かったと思います。」
(試合終了間際のビッグセーブについて)
「最後は残り10秒しかなくて相手もシュートまで来るというのがわかっていたので、これを止めれば同点で抑えられると言うことで、集中して止めてやろうという気持ちで臨みました。」
No.38 扇谷 蓮選手(中央大学から期限付き移籍):
(本日デビュー戦でした)
「まずは今日の応援ありがとうございました。こういった熱い試合でデビューできたことは大変嬉しいです。引き分けで終わってしまったんですけど、良かった点悪かった点あると思うので、次はこういった競った試合で勝ち切れるように練習を頑張っていくので、引き続き応援よろしくお願いします。」
PHOTO BY 筏井 文恵