このたび、吉村 晃監督が契約期間満了により2024-25シーズンをもって退任することとなりましたので、お知らせいたします。
吉村監督は、2022年8月1日付けで初代監督に就任してから、2023年7月に「第48回 日本ハンドボールリーグ」への参入を果たすと、あっと驚くような戦術を駆使した試合運びは度々話題になり、鮮烈な印象を残しました。
1年目の2023-2024シーズンは2勝、2年目の今シーズン「2024-25 リーグH」ではここまで4勝をあげ、若い選手の育成に尽力いただき、チームの基盤を作っていただきました。
残り2戦、「富山ドリームスの吉村監督」の志士奮迅っぷりをどうか目に焼き付けてください。
これまで吉村監督を温かく支えてくださったファン・パートナー企業・そして地域の皆さまに心より御礼申し上げるとともに、今後のご活躍をクラブ一同お祈り申し上げます。
後任の監督については、決まり次第、お知らせいたします。
吉村 晃監督プロフィール
- 愛知県出身、1984年生まれ
- 中京大学卒業後、同大学院にてスポーツ認知行動科学を専攻、中学校体育の非常勤講師を経て、2011-2012年にデンマークへ留学。2013年に株式会社豊田合成に入社。
- 指導歴:
豊田合成ブルーファルコン(2013-2022)
U21男子日本代表監督
シニア男子日本代表コーチ
吉村 晃監督コメント
最初に、まだ試合が残っている中、このようなコメントをすることになってしまい、残り2戦に向けて必死で頑張っている選手始め、運営スタッフの皆さん、いつも支えていただいているスポンサーやファンの皆様に申し訳なく思っています。チーム正式稼働から3年間と言う当初の任期を無事全うし、次の時代を担う方々に繋ぐところまであと少しのところまで来れていることに、このチームに関わらせて頂いた充実感を感じております。
私自身も移住者として、地方と呼ばれるエリアに生活の拠点を初めて移して生活しました。その中でハンドボールだけではなく、地域の抱える課題に対して、スポーツを通した解決方法の提示と言う大きなテーマについて頭を捻る3年間でもあったと思います。
限られたリソーセスを肌で感じながら、簡単なことは1つもありませんでしたが、富山ドリームスは私の人生にとって視野や視点を、広く、高く、持つきっかけをくれたクラブであることは間違いありませんし、大好きだと胸を張って言えるチームです。クラブに対するこの敬意は生涯変わることはないでしょう。
関わった方々一人一人と言葉を交わしたいところですが、あと2戦今季の試合を残している状況で、余り緊張感を緩めたくはありません。今期で私の富山ドリームスでの挑戦は終わりますが、残りの試合、最後の1秒まで全身全霊をかけて志士奮迅して参る所存です。
今日も普段と何も変わらず次戦に向けて富山ドリームスのスタイルを煮詰める練習をしたいと思います。
最後に、富山での素晴らしい3年間や、そこに繋がる全てのきっかけをくれたハンドボールと言うスポーツに、心から感謝します。
今後、10年経った時に富山ドリームスが存続していることでハンドボールを通した地方への人流変化が益々活発になり、地域の生活にも影響を及ぼしてくれる事を心より願っていますし、大きく成長を遂げたチームを外から眺め・応援しながら、私が関わった選手や関係者と当時を懐かしく語る日が来るのを楽しみにしています。



























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